ヤンマーもオランダ2部クラブを買収。

オランダ2部のアルメレ・シティFCは、日本の機械メーカー・ヤンマーにすべての株式を売却すると発表しました。


ヤンマーは1989年からアルメレに拠点を置き、2015年にはアルメレ・シティFCのホームスタジアムのネーミングライツを取得。「ヤンマー・スタディオン」としていました。前オーナーとなる不動産会社のクルーネンベルク・グループはそのままメインスポンサーとして残り、経営陣も変わらないとのことです。


昨シーズン、エールディヴィジで最下位に終わり2部に降格しただけに、ヤンマーによる買収は地域貢献とともに救済的な側面がありそうです。

オランダ2部では「出島フットボール」という日本人グループがMVVマーストリヒトの共同オーナーとなっており、日本の資本が絡むクラブは二つ目となります。買収のメリットとして、オランダ2部と3部のあいだで実質昇降格がなく、中長期的な視点で経営を考えられることがあげられています。

ヤンマーはセレッソ大阪の親会社(責任企業)でもありますので、今後人事面での交流も期待されますが、日本人選手の移籍については難しそうとのこと。オランダではEU以外の選手に対して最低年俸が設定されており、1部ならともかく2部のクラブにとっては非常に厳しい制限となっています。逆にセレッソに移籍してくる可能性はありそうですが。

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