【追記あり】DAZN、ジャパンツアー計6試合を無料配信。

DAZNは、欧州クラブのジャパンツアー4試合について無料ライブ配信すると発表しました。すでに発表済みの試合と合わせて計5試合となります。


  • 7月21日(月祝) 長崎 vs. レアル・ソシエダ(長崎) ※BS10でも無料放送
  • 7月27日(日) 山形 vs. スタッド・ランス(山形)
  • 7月27日(日) 神戸 vs. バルセロナ(神戸) ※ABEMAでも無料配信
  • 7月30日(水) 柏 vs. スタッド・ランス(柏)
  • 7月30日(水) 横浜FM vs. リヴァプール(日産) ※Leminoでも無料配信

【追記 7/22】

7月25日の横浜FC vs. ソシエダ戦もDAZNでの配信が発表され、計6試合となりました。

https://www.dazn.com/ja-JP/news/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC/dazn-sosiedad-yokohamafc-release/1f9merd69bike1i5sqa9dfxnsj

「無料ライブ配信」という言葉は先日のクラブワールドカップでも使われてましたが、見逃し配信については無料ではないと考えられますのでよくご確認ください。


7月27日の神戸vs.バルセロナ戦は、ABEMAが1年間見逃し配信が無料と発表しています。また、7月30日のマリノス vs. リヴァプール戦については、Leminoが1か月間無料で見逃し配信を行います。


この試合はDAZNも無料ライブ配信という情報があったのですが、DAZNから出されているプレスリリースには「無料」という表記がなかったのが少し引っかかります。まぁLeminoで視聴すればよいだけの話ではありますが・・・

https://dazngroup.com/press-room/0711-2/

DAZNのプレスリリースでは、ヤスダグループの主催/主管試合」の権利を獲得したと記載されています。ソシエダとランスは昨年もヤスダグループの招きでジャパンツアーを行っていましたので分かりますが、バルサも?と思いました。でも、確かに今回は主管としてヤスダグループが名前を連ねているのですね。正直素性がよく分からない会社ではあるのですが、イニエスタ氏の会社(NSN)よりはましなのでしょう。


なお、以下の試合については今回の発表に含まれておらず、現時点で放送は未定です。

  • 7月25日(金) 横浜FC vs. レアル・ソシエダ(三ツ沢) 【追記】DAZNで配信決定
  • 8月2日(土) G大阪 vs. スタッド・ランス(吹田)

さて、今回もうひとつ発表があったのが、マルチアングル配信を実施するということです。最大11台のカメラが導入され、好きな視点を選ぶことができます。こちらはPPVで提供され、料金は1試合5,000円とのこと。なかなか強気な設定ですね。

こちらは「SwipeVideo」というシステムを利用して提供されるものです。SwipeVideoについては以前取り上げたことがあり、昨年12月に開催された「NPB12球団ジュニアトーナメント」でチケットが販売されました。この時は1試合2,980円でした。


少年野球だと、選手の家族などが視聴する需要はあるでしょうし、ニッチな需要なだけに料金設定が高くなるのは仕方ないかと思います。今回のジャパンツアーについては「推し活」需要を見込んだもので、この料金設定が受容されるのかは気になるところです。

最後にひとつ。先日「サッカーキング」に掲載されたDAZN Japanの笹本CEOへのインタビュー記事では以下の発言がありました。このインタビューを取り上げた記事では、今後のDAZNの展開について具体性が乏しいといったことを書いたのですが、この発言については有言実行であったことを記しておきます。


今夏の海外クラブが日本で行う試合は、DAZNでも多くの試合を配信させていただきます。

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