【速報】バルサ、来日中止を発表。プロモーターに未払いか

バルセロナは、7月27日に予定していたヴィッセル神戸との試合について「プロモーターによる重大な契約違反」のため参加を中止せざるを得なくなったと発表しました。試合3日前のタイミングで急展開です。

ヴィッセル神戸の30周年記念として企画されたこの試合は、主催が「ヴィッセル神戸チャリティーマッチ実行委員会」、主管が「楽天ヴィッセル神戸株式会社/株式会社ヤスダグループ」となっています。今回の中止の理由として、ヤスダグループの未払いが指摘されています。

ヤスダグループはレアル・ソシエダとスタッド・ランスのジャパンツアーにも関わっており、こちらに影響が出ることも懸念されます。


2023年にソシエダの胸スポンサーとなったヤスダグループですが、2025年に契約延長を発表しつつも、スポンサーからは撤退しています。スペインメディアの報道では、これらについてもヤスダグループがスポンサー料の未払いを起こしているという指摘があります。

最近開設されたばかりのYouTubeチャンネル「佐々木達也のリアルフットボール」でも、ヤスダグループが手がけるジャパンツアーの話題が取り上げられていましたが、佐々木教授もヤスダグループの実態についてはあまりつかめていないようです。以前から謎の存在ではありました。資金繰りについても正直よく分からなかったのですが、いよいよ火を噴いたのでしょうか。

一昨年(2023年)にバルサが来日した際にも神戸との試合が組まれましたが、場所は神戸ではなく国立競技場でした。神戸の公式サイトには「本試合はヴィッセル神戸の主催試合ではございません」との注意書きが載るなど、変な空気でした。

この試合はイニエスタ元選手のマネージメントを手がけているNSNという会社の主催によるものですが、日本での興行ではたびたび問題を起こしている会社です。最近では、5月に開催を予定していた「クラシコレジェンズ」が延期となっています。10~11月の開催を予定しているとのことですが、新たな日時はまだ発表されていません。


今回はNSNではなくヤスダグループと手を組み、神戸での開催を実現させるはずだったのですが、またしても裏切られる形となりそうです。

この試合はDAZNとABEMAで中継が予定されていましたが、当然こちらもなくなることになります。他の試合にも影響が出るようでしたら、改めてお伝えすることにします。

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