フジサンケイクラシック、予定通り開催へ。
8月8日はフジテレビの日、という話題をもっともこすっているのはTBSの「ラヴィット」ではないかという気もしますが、これにちなんで当ブログでもフジテレビの話を。
9月4~7日に開催が予定されている、男子ゴルフのフジサンケイクラシックですが、特別協賛にスーパーマーケットのロピアがつき「ロピアフジサンケイクラシック」の大会名で開催されると発表されています。中止となった女子の「フジサンケイレディスクラシック」とは明暗が分かれる形となりました。
ロピアは社長がゴルフ好きということで、所属選手も数名抱えていますが、ご存知の通り社長の奥様は「カトパン」こと加藤綾子アナウンサー(元フジテレビ)です。ロピア的には「直接の関係はない」と言うしかないでしょうが、周囲からみれば助け舟を出したように見られるでしょうし、本人が露出しなくても周囲が勝手にそう思ってくれるのであれば宣伝効果は高まります。そこは計算してやっているのでしょう。
フジテレビの4~6月期の決算は127億円の赤字と発表されています。CMの量は昨年との比較で3割程度、広告収入はさらに低く1/6程度に落ち込んでいます。つまり、CM単価が高いスポンサーはまだまだ戻ってきていません。
6月にフジ・メディアHDの株主総会が開催され、フジテレビの役員も一新されたことで、7月以降の回復が期待されるところです。想定よりも遅いとのことですが、それでもいくつかの大手スポンサーが復帰を決めており、回復の傾向はみられます。
7月に開催されたサッカー・東アジアE-1選手権では、キリンなど日本代表のスポンサーからの出稿は確認できませんでした。日本代表戦にも関わらず異常事態だったと言えます。
業績が回復しないと、今後のスポーツ中継の維持にも暗雲がたち込めます。今年で契約が切れるF1は心配事です。ただ、こちらは無料放送がほとんどない状態なので、有料顧客によって採算性が確保できるならば・・・という感じではありますが。
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