【続報】DAZN、ブンデスリーガ配信を正式発表。

本日13時に正式発表がありました。日本におけるブンデスリーガの放映権はDAZNに決定しました。新しい契約は3年間(2027-28シーズンまで)で、1部の全試合とスーパーカップ、入替プレーオフが対象です。2部は含まれていませんので、他社の参入に期待したいところです。


最初の配信は8月17日のスーパーカップから。開幕節は9試合中7試合に日本語コメンタリーが付けられます。また、土曜夜には新番組が始まるとのことで、こちらにも期待したいところです。


以下に、DAZNとBundesliga Internationalからの正式発表をあわせて紹介します。

DAZNのブレスリリースには2025-26シーズンの配信ラインアップも掲載されました。ブンデスリーガには独占配信を示す*がありません。また、文中には「国内で全試合を見られるのはDAZNだけ」という記述があり、サブライセンス、もしくは複数社による権利獲得の可能性を匂わせています。

https://dazngroup.com/press-room/0808-1/


ちなみに独占配信というのはあくまでインターネットのことを指し、*が付いていてもテレビで放送されるものがあります。Jリーグがそうですし、最近BS10での放送が始まったベルギーリーグもこれに該当します。

サブライセンス先の候補としてまずあがるのは、昨シーズンもスカパーからのサブライセンスで配信していたABEMAですが、すでに「ABEMA de DAZN」があります。DAZN本体でも毎節1試合程度は無料配信を行うものと考えられ、その試合はABEMAでも無料で視聴できるはず。それでは足りないと考えるならば、追加でサブライセンスを購入することになります。


もうひとつの有力候補はLeminoでしょう。昨年10月に欧州サッカーのハイライト番組「Lemino Football」を開始しましたが、ライブ配信がないというのはよろしくありません。

ドコモとDAZNとは「ドコモMAX」プランで連携を深めており、またドコモは最近になってNBAの放映権を獲得。DAZNが持っているFIBAとBリーグの権利と合わせれば、バスケでは最強のラインアップを構築しています。


サッカーでもJ3リーグについてはDAZNとLeminoの両社で配信しており、最近ではリヴァプールvs.マリノス戦も配信されました。来年にはシーズン移行前の「特別大会」があり、その動向も気になります。さらなるパートナーシップが発表されることは充分に考えられます。


もちろん、テレビを含めて候補はいろいろとありますし、まさかのU-NEXTとのタッグもあり得ないわけではないです。来週にはまた新たな動きが見られるものと思います。

DAZNはこれで、欧州5大リーグのうちプレミアリーグを除く4つを獲得したことになります。多くの方が気になっているのが価格設定かと思いますが、4月に行われたドコモとのパートナーシップの記者会見において、DAZN Japanの笹本CEOは「当面値上げしない」との発言をしていますので、その言葉を信じたいと思います。


また、笹本氏は料金プランについても従来とは違って柔軟な姿勢を示しているため、例えば海外サッカープランのようなものが提供される可能性にも期待したいところです。

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