博報堂、団野村氏の会社を買収。
博報堂の子会社である「博報堂DYスポーツマーケティング」は、団野村氏がCEOを務めるアメリカの法人「Amuse Sports Holdings」の株式66.7%を取得したと発表しました。今後、社名を「HAKUHODO Athlete Solution」(博報堂アスリートソリューション)に変更するとのことです。
この会社は持ち株会社で、アメリカと日本にそれぞれ子会社「Athlete Solution」を所有しています。Athlete Solution社はアスリートのマネジメントを手がけています。
団野村氏のWikipediaによると、2008年にAthlete Solution社の前身にあたる「KDNスポーツジャパン」を設立。2019年には大手芸能事務所・アミューズの傘下となり、持株会社の社名がAmuse Sports Holdingsに変更されています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%A3%E9%87%8E%E6%9D%91
博報堂も多くのアスリートのマネジメントを行っていますが、今回買収に踏み切ったのは国際的なパイプをさらに強めたいという意向であると考えられます。
博報堂はスポーツビジネスの強化をめざしたプロジェクト「HAKUHODO DRIVE.」を6月に立ち上げており、さらにさかのぼると5月にはDAZNと広告に関する提携を発表するなど、スポーツビジネス関連で積極的な動きをみせているところです。
その先にワールドカップの放映権獲得がある・・・と言いたいところですが、現時点で決まっていることはまだありません。いろいろな意味で電通を脅かす存在になってくれると、より競争が激しくなっていい効果が生まれるだろうとは思います。
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