FOXとYouTube TV、契約切れの危機もいったん回避。
アメリカにおいて、プラットフォームとチャンネルの契約が切れるか切れないかという話はよくあるものです。まもなくNFLやカレッジフットボールが開幕する時期だけに、むしろここを契約の切れ目に設定しているケースもあったりします。
ということで、FOXとYouTube TVは8月27日が契約期限であり、新たな契約がぎりぎりまでまとまらない状態でした。このままだと配信停止の恐れがあったのですが、直前になって短期間の暫定的な契約が結ばれ、いったん危機は回避されています。もちろん、今後の交渉が決裂すれば再度危機が訪れることになりますが。
同じ8月27日、日経新聞に以下の記事が載りました。アメリカでNFLを全試合見るなら「最大22万円」が必要だというものです。
筆者は実際に検証し、確かにそうだという結果を得ましたので、その話は今度載せようと思いますが、そのための条件としてYouTube TVを通じてFOXを視聴するというのがあったので、ちょっとタイムリーだな・・・と思ってしまいました。
幸いにしてFOXのNFL中継は地上波なので、YouTube TVとの契約が切れてもアンテナさえ立てれば視聴できるのですが、CATVなどを通じて視聴するのが一般的ですからね。
ちょっと面白かったのが、FOXとの暫定契約が結ばれる直前に、YouTubeがOAN(One America News)というチャンネルと新たな契約を結んでいたことです。OANはFOXよりもさらにトランプ政権寄りとされるニュースチャンネルなので、これによってFOXがなくなった時の穴埋めにしようとしていたのか。あるいは、FOXに対する揺さぶり材料として活用するつもりだったのかもしれません。
蛇足ですが、FOXの話が出たついでにこんな話も。前回のWBCはアメリカではFOXが放映権を獲得し、次回(2026年)も継続の可能性が高いとされているのですが、日本でNetflixが放映権を獲得した件に絡んで「アメリカではWBCが無料で観られる」と書かれた記事があったそうです。
確かに地上波で放送された試合や、FOX傘下の無料ストリーミング「Tubi」で配信された試合もあるのですが、多くは有料チャンネルのFS1・FS2、そしてスペイン語放送のFOX Deportesで放送されています。まぁ、多くの世帯でFS1は視聴できるとは思いますけど、無料というわけではありません。
なお、決勝戦もFS1とFOX Deportesで放送されています。視聴者は2チャンネル合わせて497万人だったとのことです。
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