DAZN年間視聴パス、1.5年分で販売へ。
DAZNは、10月1日から「DAZN年間視聴パス」の販売を開始すると発表しました。また、Jリーグの各クラブからも発表が出ています。クラブを通じて購入すると、金額の一部が強化費用として還元される仕組みとなっていますので、サポーターの方はこちらを利用することをお薦めします。
今回の最大の特徴は、シーズン移行にともない有効期間が18か月になっていることです。価格も従来の1.5倍に相当する45,000円(税込)に設定されています。今年は30,000円ですから、実質据え置きと考えてよいでしょう。
一方で、このパスをJリーグ以外の競技めあてで購入していた方にとってはちょっとがっかりするニュースかもしれません。ただ、F1については放映権契約が今年で終了するため、来年以降の配信予定は決まっていません。そこは慎重に判断して頂ければと思います。
シーズン移行前に開催される、いわゆるハーフシーズンの特別大会ですが、正式名称が「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」に決定しています。ネーミングのセンスについては特に語りませんが、通常シーズンと同様に明治安田がタイトルパートナーとなりました。
また、DAZNが年間視聴パスを販売するということは、すなわちこの大会もDAZNで配信されることが確定したと言ってよいかと思います。ただ、Jリーグの公式ではまだ放送・配信先が発表されていませんので、今後追加される可能性は残されています。
とくに気になるのは、今年J3リーグを全試合無料配信しているLeminoの動向です。特別大会は「J1百年構想リーグ」と「J2・J3百年構想リーグ」に分かれて開催されますが、とくにJ2・J3のほうがどうなるか。DAZNとJ3リーグの放映権契約は2025年でいったん切れることになっていますし、Leminoの来年以降についてもはっきりしたことは分かりません。
もし来年も同じ条件だと仮定すると、J2のホーム試合はDAZNで有料、J3のホーム試合はLeminoで無料という変な状態になってしまいます。これでは誰も得しなさそうなので、何かしらの変化はあるんじゃないかと想像しますが、あくまでも想像です。
そして、2026-27シーズンをJ3で戦うクラブは試合が有料なのか無料なのかが定かでない状態です。このあたりも含めて、早めに正式発表をして頂けることを期待します。
Jリーグのオフィシャルストアをのぞいてみたところ、現在商品が登録されているのは7クラブで、すべてJ1でした。この中には現在残留争いをしているマリノスや新潟が含まれており、若干心配です。ただ、まだ登録されていないクラブでは現在J2の仙台からも告知が出ているのを確認しましたので、そんなに気にしなくてもよいかとは思います。
シーズン移行後に気になるのは、2033年まで結ばれているDAZNの契約がどうなるかです。今回の特別大会は契約に含まれるのか、それとも別のものなのか。もし別と解釈すれば、契約は2033-34シーズンまでと解釈できますが、特別大会の放映権料は別途発生することになります。このあたりの建てつけも気になるところです。
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