【速報】J3の放映権はDAZNが再契約。一部無料配信も。

JリーグとDAZNは、J3リーグを2025年まで配信することに合意したと発表しました。


昨年DAZNとJリーグの放映権契約が見直され、J3の権利が切り離されましたが、昨年については引き続きDAZNが配信。今年からどうなるかが注目されていましたが、少なくともあと2年はDAZNでの配信が継続されます。

結果的に元の鞘に収まったわけですが、そうなった経緯については明かされていません。ただ、ここで注目されるのがカターレ富山による「お漏らし」です。


放映権料については、正直なところ今一つ見えていない。先ほど話したとおり、初めてのことなのでJリーグは英国プレミアリーグの5,000億円の絵は描けていないが、毎年、放映権料を上げるために競争入札を実施している。今後、ダゾーン1社になるのか、他に出てくるのか分からないが、今回、J3の放映が決まったのは3社が入札に参加し、最高値をつけたのがダゾーンと聞いている。


正直、これが出た当時には何を言っているのかよく分からなかったのですが、今年(2024年)からのJ3リーグの放映権を入札で決めたということであれば、いちおう辻褄は合います。「毎年」入札を行うというのはまずあり得ない話なのですが、今回2年契約だったことで、やはり複数年だったことが分かります。


入札は単にもっとも高い値段をつけたところが落札するというわけではなく、その他の条件も加味されることになります。これまでの経緯から、DAZNがつけた値段はそう高くないものと思われますが、他社にスイッチするほどの魅力的なオファーはなかったということでしょう。映像制作はJリーグ側が行いますが、制作費をペイできる水準かどうかも微妙なところです。


なお、野々村チェアマンはDAZNが再獲得する可能性を否定していませんでしたので、こうなる可能性は最初からありました。結果はともあれ、入札に切り替えたこと自体には意義があるかと思います。

DAZNは、先日発表した無料プラン「DAZN Freemium」においてもJ3の試合を配信するとしていてます。DAZN Freemium自体は本日(1月23日)に正式ローンチするとのことで、他にどんなコンテンツが含まれるのかは要チェックです。


先日はイギリスで女子サッカーの試合を今シーズン末まで無料配信すると発表しており、日本においても海外の女子サッカーはラインアップされるものと思われます。WEリーグはすでにYouTubeで毎節1試合配信してますので、それ以上増えるかどうか・・・ですね。

今後期待されるのは、J3のテレビ中継がどこまで増えるかでしょう。契約を切り離したことによって、DAZNが独占する範囲が狭まり、従来は中継できなかったCATVなどでも中継できるようになります。また、試合数の上限もなくなることが期待できます。ここは価格設定しだいなのですが、ローカルでの露出がさらに増えるよう努力が求められます。

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