NetflixのMLB中継は日本でも視聴可能。
NetflixがMLBと来年から放映権契約を結んだことを先日お伝えしましたが、Netflix Japanは対象となる試合を日本でもライブ配信すると発表しています。
Netflixが獲得した試合は以下の通りです。(日付は現地時間)
- レギュラーシーズン開幕戦 (来年は3/25、ヤンキースvs.ジャイアンツ戦)
- ホームランダービー (来年は7/13、オールスター前日に開催)
- フィールド・オブ・ドリームスゲーム (来年は8/13、ツインズvs.フィリーズ戦)
今回発表された契約はあくまで全米向けの放映権であると理解していたので、この情報は正直言って驚きです。権利のすき間がどこにあるのかは、それこそ実際の契約書を見てみないと分かりません。
確かにAppleが契約している試合は日本からでも視聴できますので、すき間がまったくないわけではありません。理屈ではあり得ると分かってはいるのですが、それでも不可解であるとしか言いようがありません。
日経新聞の記事には、「日本国内でも独占配信ではないが視聴できる」という文言がありました。独占であればもっと大々的にPRすると思いますので、独占ではないことは分かります。よって、従来通りのテレビやネットでの中継も並行して行われるはずです。
Netflixの立場からすると、WBCの独占配信が終了した後どんなスポーツを配信するか、その戦略が気になるところではありますが、少なくともMLBの試合は引き続き配信することが分かりました。今後グローバル、そして日本向けに何を引っぱってくるのでしょうか。
MLBの本格的な放映権シャッフルが行われるのは2029年以降であるということは分かっているのですが、それでもWBCで行われた「電通飛ばし」に始まり、すでにヒビが入りつつあるように感じます。楽観的な将来は正直見えてきません。
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