【速報】DAZN、ベルギーリーグに契約破棄を通告。

DAZNは、今季から新たに5年契約を結んでいたベルギーリーグの国内放映権について、即時に解除すると通告しました。

これは先に書いておく必要がありますが、日本のDAZNに直接影響するものではありません。国外向けの放映権は代理店を通じて契約しているからです。これは、同様に昨シーズン限りで国内の放映権契約を打ち切ったリーグ・アンと同様です。

よって、BS10にサブライセンスされているシント=トロイデン戦についても引き続き放送されるものと思われますが、直接じゃなくても間接的に影響が出る可能性は否定できませんので、続報をお待ち頂ければ幸いです。

DAZNは年間8,420万ユーロの放映権料を支払う契約を結びましたが、少なくとも2社にサブライセンスすることが義務付けられていました。しかし、入札の際に競合だった通信各社との交渉がまとまらず、現時点でもサブライセンスが成立していません。

DAZNにとっては結果的に独占となっている状態ですが、それを望んでいるわけではなく、本来見込んでいたライセンス料が入ってきません。DAZNはリーグ側に放映権料の値下げを要求しましたが、リーグ側が応じなかったため今回の事態に至りました。

11月分の放映権料は支払い済みとのことですが、このまま事態が解決できないと国内での放送が最悪停止することになります。もっとも、これはある意味脅しのようなものであり、ここから改めて関係者がテーブルに着くものと思われます。進展がありましたら、また改めてお伝えいたします。