【正式発表】W杯はDAZN・NHK・日テレ・フジ。ドコモは沈黙
本日朝10時ごろ、電通が日本における2026FIFAワールドカップの放映権を獲得したと正式に発表しました。電通が最初に出てくるというのは珍しいケースですね。
その後、12時にはDAZNとフジテレビが、少し遅れてNHKと日本テレビが放映権獲得を発表しています。その一方で、事前の報道で名前があがっていたドコモは沈黙しています。
今回明らかになった媒体と試合数は以下の通りです。DAZNは全試合をライブ配信します。日本戦は無料とのことですが、裏を返すとそれ以外は有料になるとみられます。DAZNによると「様々な視聴オプションを提供する」とのことなので、従来の月額課金以外のプランが用意される可能性もあります。
日本のグループリーグ3試合については、NHKが2試合、日テレが1試合という配分になりました。フジには配分されていませんが、決勝トーナメントは配分があると推測されます。
- DAZN
- 全104試合をライブ配信、日本戦は無料
- NHK
- 日本のグループリーグ2試合・開幕戦・決勝戦を含む33試合を地上波で生中継
- BSでは日本戦をすべて生中継
- BSプレミアム4Kでは録画を含め全104試合を放送
- 日本テレビ
- 日本のグループリーグ1試合を含む15試合を生中継
- フジテレビ
- 10試合を生中継
組み合わせ抽選会については、DAZNでのライブ配信と、NHK(地上波)での生中継が正式に発表されました。これは予想通りといったところでしょうか。
詳細な分析はおいおい行うとして、最初の感想としては予想以上に地上波の試合数を確保できてよかったと思います。2年前の女子ワールドカップではなかなか放映権が決まらず、NHKが中継したのは日本戦・開幕戦・決勝戦に限られました。FIFAの方針からすべて有料になることはないとしても、同程度に絞られてもおかしくないと思っていました。そこは電通の差配力ということになるでしょう。
その一方で、ドコモは今後どうするのか。追って発表があるのかもしれませんが、もし当初の報道から覆ってドコモが獲得しないということになれば、何かしらの方針転換があることになります。まずはあした、金曜に発表があるかどうかですね。
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