EASL、電通と提携。

バスケットボールのEASL(東アジアスーパーリーグ)は、電通グループと長期のパートナーシップを締結したと発表しました。まずは台湾とフィリピンを対象としてマーケティング活動を展開し、今後はアジア太平洋地域に向けて拡大していく予定です。

電通は今年6月に「電通スポーツ&エンターテインメント」なるものを発表していました。これは一種のプロジェクトであり、子会社を作るというものではないのですが、スポーツとエンターテインメントに携わっているグループ会社の力を集め、グローバルに展開していこうというものです。


その事業の中には、マーケティングも入りますし、もちろん放映権ビジネスも入るのですが、イベントの運営やスタジアム・アリーナ、さらにはアスリートのマネジメントなど広い分野が含まれています。東京五輪で一敗地に塗れた電通ですが、グローバルの巨大イベントだけでなく、こうした細かい仕事もコツコツと積み上げています。

10月に開幕した今シーズンのEASLは、日本からも宇都宮ブレックス、アルバルク東京、琉球ゴールデンキングスの3クラブが出場。ライブ配信はU-NEXTで行われています。また、RBC(琉球放送)は琉球の試合を放送しています。

12月15日の発表で、EASLはBCL Asia(バスケットボール・チャンピオンズリーグ・アジア)の予選リーグに位置付けられたとのこと。従来はBリーグの優勝クラブに出場権が与えられていましたが、今後は日本からEASLに出場する3クラブのうち最上位に変更されます。この決定にも電通の政治力が発揮されているのかどうかは不明です。

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