【2025総集編】国内⑥: 安定運営のU-NEXT、テニス・ゴルフ王国構築へ。

昨年プレミアリーグの放映権を獲得し、スポーツ配信における存在感を最高レベルに高めたU-NEXT。今年はじわじわと、かつポイントを押さえた強化を進めていきました。


まずはテニスです。今年から男子のATPツアーの配信を開始。さらに、国別対抗戦(男子はデビスカップ、女子はビリージーンキングカップ)の権利も獲得し、テニス王国の構築を進めています。女子のWTAツアーについても獲得が期待されるところです。

ゴルフでは、昨年までU-NEXTとDAZNの2社体制だったものが、U-NEXT独占となりました。新たに5年間の独占契約を結んでいます。


また、開始の予定が1年遅れたTGLについても今年から配信開始となっています。アジアンツアーや欧州ツアーなども獲得し、ゴルフにおいても最強の地位を築き上げました。

そして、WOWOWが放送してきたアメリカ・LPGAツアーについても来年からU-NEXTになると発表されました。U-NEXTは新たに「ワールドゴルフパック」(月額2,600円)を作り、海外のゴルフ中継をこちらに集約させます。


裏を返せば、従来配信しているPGAツアーやTGLなどは実質値上げとなりますし、JLPGAツアーは通常料金のままなので、両方観るならばさらに負担が増すことになります。いよいよ回収に入ったな、といったところでしょうか。

サッカーでは、イングランド女子のWSLや、エールディヴィジを新たに獲得。また、7月のE-1選手権を配信し、ついに日本代表戦にも進出しました。その一方で、スカパーとの契約が終了したブンデスリーガについてはDAZNが獲得しています。

FIFAワールドカップの権利獲得を期待する声もありましたが、どうやら名乗りをあげていなかったようです。電通陣営はDAZN(とドコモ)、博報堂陣営はAmazonを押していたとされます。堤社長も「慎重に見ている」とのコメントを残しています。


プレミアリーグ1年目は「サッカーパック」の投入により初年度から黒字水準だったと公表しています。ただ、1年目はSPOTVが契約を短縮したものを引き継いでおり、本当の勝負は2年目からです。放映権料も上がると推測され、ここで大きな勝負はかけられなかったのでしょう。


プレミアリーグを持っている以上、ここはどっしりと構えていればよいわけです。ワールドカップをどこが配信しようが一過性のイベントにすぎず、ここで日本代表選手が活躍すれば、自然とプレミア目当てにU-NEXTの契約数は増えていくでしょう。

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