有馬記念など、年末の競馬は大盛況。
昨年12/28(日)に開催された有馬記念は、売上が713.4億円を記録。前年比+163億円と大幅な増加となりました。700億円を突破したのは実に26年ぶりとのことです。
ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」や、アニメ「ウマ娘 シンデレラグレイ」といった競馬を取り扱った作品の影響をあげる声もありますが、単純に競馬がカジュアルな娯楽になっていることの顕れではないかと思います。
また、賃金が徐々に上がっていることもあげられます。物価も上がっているので生活が楽になった実感は正直ありませんが、だからこそギャンブルにお金が回るということです。
なお、この数字にはひとつトリックがあります。例年、JRAの最終開催は12/28のホープフルステークスですが、昨年は日曜だったため27日に繰り上げ。28日に有馬記念を開催しています。ホープフルステークスの売上は106.5億円で、前年比-79億円でした。もっとも、それを差し引いてもまだ有馬記念の増加分のほうが大きいのですが。
JRAの年間売上は約3.5兆円で、前年比105.2%でした。14年連続で成長しています。かつては年間4兆円を売り上げた年もあり、徐々に近づきつつあります。
有馬記念の翌日、12/29に開催された大井の東京大賞典も99.5億円の売上を叩き出しています。これは地方競馬における1レースの売上の最高を更新したとのことです。
2025年の最後をしめくくる、高知競馬の最終レース「一発逆転2025ファイナルレース」も7.97億円を売り上げ、高知の記録を更新しました。このレースは出走する馬を記者による選抜で決定し、成績がさえない弱い馬が文字通り「一発逆転」を狙えるものとなっています。予想も難しくなるので、ギャンブル性が高まります。
高知競馬はかつて「負け組の星」ことハルウララのブームを作り出した競馬場です。その後経営が厳しくなり廃止も検討されましたが、ナイター開催の導入、そしてインターネット投票の普及によって見事な復活を遂げています。
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