楽天、NBA終了で14億円の赤字縮小

楽天は、2月に発表した2025年度の決算において、昨年7月にNBAの配信を終了したことによって14.6億円の赤字が縮小したと発表しました。


決算期は12月なので、2025年度も1~6月分の売上・コストが計上されています。なので、年間のトータルだと赤字額はその倍に達する可能性もあります。このあたり、詳細な数字が出てくるわけではないので検証は難しいところです。最後は楽天モバイルとセットになってしまったので、純粋に課金していた人がどれだけいたのかよく分かりません。

楽天がNBAと放映権契約を結んだのは、2017-18シーズンからです。5年契約で、放映権料は総額2.25億ドル(1年あたり4,500万ドル)と報じられています。

それから、まぁいろいろとありました。5年後の2022年には契約が延長されていますが、放映権料は「若干低下した」とされています。ただ、これはあくまでドルベースの話であり、円安が進んだことによって日本円だと実質値上げに近い感覚です。


かりに年間4,000万ドル程度だったとして、日本円だと60億円程度という計算になります。それだけのコストを回収できるだけのNBAファンは、日本にはまだいませんでした。

2023-24シーズンからは、楽天モバイルの契約者に追加料金なしでNBAを提供するという思い切った策に出ます。それ以外のユーザーには高い料金を課しており、事実上NBAを「エサ」にした形です。


もっとも、現在NBAの権利を持っているドコモも「ドコモMAX」を通じて似たようなことをやってますので、どっこいどっこいな感じもします。日本のNBAファンを増やす使命はドコモに引き継がれました。

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