【続報】文科相、WBC主催者に「配慮」を要請
松本洋平文部科学大臣は、昨日の定例記者会見において、WBCの主催者に対して「より多くの国民が大会を見ることができるよう、今後の配慮をお願いした」と発言しました。動画の4:00頃からになります。
いわゆるユニバーサル・アクセス権を念頭に置いた発言となりますが、法的根拠のない「配慮」によって民間企業を動かすというのは基本的によろしくないことです。
そして、WBCの主催者はMLBと選手会が出資するWBCIであり、海外の企業にこのような要請が効力を発揮するのかどうか、甚だ疑問です。今回の経緯としては、WBCIが直接Netflixと契約したものであり、東京ラウンドの主催者である読売新聞社や、MLBの日本向け放映権を持つ電通は飛ばされてしまったというのが現実です。
なお、具体的には、文部科学大臣の名前で書簡を出したとのこと。WBCの主催者のほか、冬季五輪の主催者にも出されたそうです。ということはIOCですよね。
また、昨日速報としてお伝えした通り、スポーツ中継に関する有識者会議を設置することも正式に発表されました。こちら、文科省の下部機関にあたるスポーツ庁と、放送・通信を管轄する総務省との合同によるものです。
松本文科相、そして林総務相はどちらも過去の定例会見において、WBCの放映権に関する記者からの質問に答えています。総務省の見解としては「諸外国における制度や関係者への影響について把握し、必要に応じて関係省庁と連携していく」としていましたが、今回具体的に動きへと結びつきました。
ユニバーサル・アクセス権に関する各所の発言など、noteのほうにまとめておりますので、こちらもあわせて参照して頂けると幸いです。
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