DAZN、米ViewLiftを買収。米本格進出の足掛かりか

DAZNは、アメリカのテクノロジー企業・ViewLiftの買収を発表しました。買収額は1億ドル程度と報じられています。


ViewLift社は、スポーツ・エンターテインメント業界を対象としたITソリューションを提供している会社で、とくに動画のストリーミング配信(OTT)を多く手がけています。その顧客リストには、最近話題のLIVゴルフの名前もありました。

最近の事例では、Space City Home Network(以下SCHN)があります。ともにヒューストンを本拠地とするMLBのアストロズとNBAのロケッツが、共同で買収した地元の放送局です。ViewLiftは、SCHNの公式アプリ「SCHN+」の開発を請け負っており、試合のライブ配信や独自コンテンツの提供、そして課金処理などを運用しています。


https://viewlift.com/resources/news/space-city-home-networks-streaming-platform-gains-early-momentum-with-the-houston-rockets-ahead-of-astros-spring-training

DAZNは、最近までFanDuel Sports Networkの買収をめざしていました。交渉は成立しませんでしたが、FanDuel~の閉鎖にともない、解放されるローカルの放映権について獲得をめざしています。


この際、先のSCHNのモデルが活用できることが、買収の大きな狙いと言えます。アメリカ市場に足がかりを得るための拠点ともなりますし、DAZN自身の技術力をカバーする役割も果たすことになるでしょう。

すでにDAZNは、FanDuel~と契約していたNBAとNHLの球団に対してオファーを出しているとのことです。そこには、SCHNと同様に独自のアプリを提供する案と、「NFL Game Pass」などのように、DAZNのプラットフォーム内に構築する案が存在しているそうです。


なお、MLBの球団については、MLB直轄の「MLB.TV」での配信を選んだところが多いため、対象とはなっていません。

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