CL/EL決勝、イギリスで有料化

UEFA主催のクラブコンペティションは、いよいよ決勝戦を残すのみとなりました。

CL/EL/ECLと、いずれもプレミアリーグ勢が出場するのですが、それにも関わらずイギリスのTNT Sportsはこれらの試合を有料放送するとのこと。


  • 5月20日: EL(ヨーロッパリーグ) フライブルク vs. アストン・ヴィラ
  • 5月27日: ECL(カンファレンスリーグ) クリスタルパレス vs. ラージョ
  • 5月30日: CL(チャンピオンズリーグ) パリ・サンジェルマン vs. アーセナル
    • ※日付はいずれも現地時間

ユニバーサル・アクセス権の発祥であるイギリスにおいても、CLなどの決勝は無料放送が義務付けられているわけではありません。しかしながら、これまでは慣例によって無料放送が続けられており、CL決勝が有料となるのは1992年以来34年ぶりだそうです。


この決定にはUEFAも失望しているようで、関係者のコメントによると「契約の精神を損なう」ものだそうで。ならば明文化しておくべきだったと思うのですが。

TNT Sportsが有料化に踏み切った背景としては、昨年次期放映権の入札結果が発表され、すべての権利を失うことが確定したことが大きな理由です。2027-28シーズンからはCLがParamountとAmazon、EL/ECLがSky Sportsに移動します。


TNTの放送は来シーズンが最後なので、無料放送による「種まき」効果は見込めません。回収できるものは回収する方向に転換したのです。

TNTはWBDの傘下ですが、そのWBDをよりによってParamountが買収することになりそうです。CLなどの放映権を入札で争っていた2社が一緒になるのですから、結果的には無駄に値段をつり上げただけということになります。


Paramountによる買収が完了すれば、自社の「Paramount+」とWBDの「HBO Max」を統合する方向だと伝えられていますが、ストリーミングはともかく、TNTが今後どうなるかは不透明です。TNTの株式の半分は、前身であるBT Sportの親会社・BTが保有しています。先行きがわからない以上、やはり回収に走るしかないようです。

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