英首相、CL決勝の無料放送を要望
イギリスのスターマー首相は、5月30日に欧州CLの決勝戦を放送するTNT Sportsへ書簡を送り、無料での放送を要望しました。
また、公式Xアカウントでも同様のメッセージを送っています。
先日記事にした通り、これまでCL決勝は無料放送が慣例となっていましたが、今回TNT Sportsは有料化に踏み切っています。
ユニバーサル・アクセス権の対象となる大会のリスト(いわゆるクラウンジュエル)にCL決勝は含まれていません。2020年に含めることが検討されたそうですが、却下されています。
首相が民間企業にこのような「圧力」をかけるというのは異例なことと言ってよいでしょう。背景として、スターマー首相がいわゆる「グーナー」(アーセナルファン)であることがあげられますが、5月1日に行われた統一地方選挙では、新興政党の「リフォームUK」が躍進しました。
首相の求心力は著しく低下しており、辞任を迫る声が強くなっています。首相が属する与党・労働党だけでなく、保守党も大きく議席数を減らしており、イギリスの二大政党制そのものが崩壊の危機にあります。こんなこと言ってる場合か、とかえって世論の反発を招くリスクがあります。
ちなみにBBCラジオでは無料で中継するとのこと。このあたり、日本におけるWBCと似たような構図で面白かったりします。本場グーナーたちの反応はいかに。
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