DAZN、CFLと契約。アメフト周辺で攻勢

CFL(カナディアンフットボールリーグ)は、2027年以降の新しい放映権契約を発表。地元メディア企業のBell Mediaに加えて、DAZN、そしてYouTubeと契約しました。


6年契約で総額5億ドルと報じられています。おそらくカナダドルだと思われますので、日本円だと約580億円ほどとなります。


カナディアンフットボールは、アメフトに近いルールで行われるカナダ独自の球技です。主な違いは以下の通りです。

  • フィールドが若干広い
  • 12人制 (アメフトは11人)
  • 3回の攻撃で10ヤード進む必要がある (アメフトは4回)

カナダ国内においては、Bell Media傘下のTSNが引き続きメインの放送局ですが、DAZNは"Saturday Night Football"の枠などを新たに担当します。


YouTubeはハイライト映像などの公式コンテンツの配信を担い、またプレシーズンの一部の試合についてはライブ配信も実施するとのことです。


カナダのDAZNは、NFLを全試合視聴できる「NFL Game Pass」を別料金ではなく、通常料金の中で提供しています。また、TSNもNFLの試合中継を行っています。なので、NFLファンにとっては大きく変わらない環境でCFLもカバーされることになります。ちなみに料金は月額24.99ドル~(年額249.99ドル)だとのこと。

今回の発表における大きな要素は、DAZNが北米を除くグローバルの配信パートナーになったということです。レギュラーシーズン、プレーオフを含む全試合を無料配信するとしています。


DAZNは、これに先立ち、IFAF(国際アメリカンフットボール連盟)との契約も発表しています。2028年のロサンゼルス五輪で採用されるフラッグフットボールの大会について、こちらも無料配信を予定しています。

DAZNはアメフト系のコンテンツを着々と拡充しています。ヨーロッパのELFと契約したほか、カレッジのBig Ten Networkとも契約しています。その一方で、昨年配信していたUFLは今年配信されてなかったりしますが。

DAZNは今年北米で開催されるFIFAワールドカップを足掛かりとして、北米市場の開拓を狙う一方で、北米のスポーツを輸出する動きを見せています。北米の市場規模だけでも十分成立してきただけに、逆に海外市場の開拓は遅れており、ねらい目なのかもしれません。


また、昨年買収したオーストラリアのFoxtelが影響を与えている可能性も。ヨーロッパの企業であるDAZNが本格的に英語圏のコンテンツに目を向けてきたと考えることもできます。DAZNにはオーストラリアのスポーツを輸出するプランもあるとのことなので、これまであまり見る機会がなかったスポーツが日本でも提供されるかもしれません。

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