MLBレイズの新球場計画承認。NFLと公金争奪戦も
MLBタンパベイ・レイズの新球場建設計画に関して、建設予定地であるヒルズボロ郡およびタンパ市と協定が結ばれました。2029年の開業を予定しています。
建設費は23億ドル(約3,600億円)を予定しており、そのうち9億7,600万ドルを郡と市が負担。残りが球団側の負担となります。財源としては、CIT(Community Investment Tax)と呼ばれる税金があてられます。これは、社会インフラへの投資を目的として、売上税(日本の消費税に相当)に0.5%を上乗せするものです。
当然ながら多額の公金支出をともなうものだけに、慎重な議論が進められました。タンパ市議会で行われた投票は僅差での可決だったそうです。
今回の決定は、同じタンパ市に本拠地を置くNFLのタンパベイ・バッカニアーズにも影響を及ぼすことになります。というのも、バッカニアーズと本拠地であるレイモンド・ジェームス・スタジアムの契約が2027-28シーズンをもって満了するからです。このスタジアムの建設費は公的資金で賄われ、所有者はヒルズボロ郡となっています。
契約延長に向けて、スタジアムの改修計画が持ち上がっています。少なくとも7億ドルの費用が必要であり、球団側は3分の2を自治体が負担するように求めています。バッカニアーズ側としては、新球場よりも既存施設のほうを優先してほしいと考えるのは自然なことです。
契約延長の意志は満了の1年前までに通知する必要があり、実はあまり時間がありません。今後、レイズの新球場の詳細が詰められ、正式契約に至るまでにはもうひと波乱起こりそうな予感です。
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