W杯いまだ決まらぬタイ、民間企業が値下げ要求
FIFAワールドカップの開幕まで1週間を切りましたが、いまだに放映権契約がまとまっていないのがタイです。
最新の動きとしては、大手通信会社のJAS(Jasmine International)の名前が浮上しています。FIFAの要求額は13億バーツ(約4,000万ドル)以上とされていますが、JASは隣国ベトナムの放映権料が約1,500万ドルであることを引き合いに、同程度まで値下げを求めているとのこと。
JASはイングランド・プレミアリーグ、そしてタイの国内リーグの放映権を獲得しており、サッカーのラインアップを充実させること自体には前向きですが、だからといって高い金額を支払うつもりはありません。どこでワールドカップが放送されようが、活躍した選手の多くがプレミア所属であれば、視聴者は戻ってきます。
前回大会に続いて公金の支出を検討していたタイ政府ですが、断念したとも報じられています。もしFIFA側が値下げを受け入れれば、負担を免れる可能性も出てきます。
前回大会では、開幕3日前まで決着がもつれました。今回もそれに近づいていますが、大きな違いはいわゆるユニバーサル・アクセス権の対象リストから外されていることで、別に無料放送でなくてもよいわけです。もっとも、アヌティン首相が「無料放送すべき」と口にしてしまったため、事実上の公約になってしまったわけですが。
このチキンレース、先に折れるのはどちらか。モヤモヤの中で土日を迎えることになりましたが、土日も休まず交渉を続けるのでしょうか。
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