米CBS、セリエAと契約延長。米サッカーの放送事情は?
セリエAは、アメリカのCBSと結んでいる放映権契約を延長しました。しかし、この手の話では比較的珍しい単年契約となっています。すなわち2026-27シーズンのみです。
放映権料については「8桁前半」というあいまいな表現になっています。以前は年間7,500万ドルという記事もありましたので、多くても5,000万ドルという解釈であればだいぶ下がったように思われます。
まもなくワールドカップが開催され、アメリカにおけるサッカー熱は頂点に達するのですが、逆に言えばそこから下り坂になるリスクも。どちらに転ぶのでしょうか。
CBSが獲得している権利は、英語放送と現地音声(イタリア語)です。それとは別にスペイン語の権利もあり、こちらはFOX系列のスペイン語放送「FOX Deportes」とDAZNが持っています。こちらも2026-27シーズンまでの契約なので、CBSの契約はお尻を合わせた形です。
ただ、合わせる必要があったのかは疑問です。日本を含むAPAC地域の権利はinfrontが代理店となっており、契約は2026-27シーズンまでなのですが、アメリカ市場はとくに関係がない話です。それ以上の契約を結ぶこともできたように思われます。
となると、アメリカ市場では別の代理店が絡む可能性も考えられます。2027-28シーズン以降の権利が新たな代理店に委ねられるのであれば筋は通ります。
アメリカにおける2026-27シーズンの主要な契約を以下に記します。なお、ワールドカップはFOXが放送します。放映権料は4.85億ドルと言われています。
- プレミアリーグ: NBC (2022-23シーズンから6年)
- ラ・リーガ: ESPN (2021-22シーズンから8年)
- ブンデスリーガ: ESPN (2020-21シーズンから6年) ※今シーズンで満了
- セリエA: CBS (2026-27シーズンのみ単年契約)
- リーグ・アン: beIN Sports (2024-25シーズンから5年)
- FAカップ: ESPN (2024-25シーズンから4年)
- EFL: CBS (2024-25シーズンから4年)
- 欧州CL/EL: CBS (2024-25シーズンから6年)
- EURO本大会/予選/ネーションズリーグ: FOX (2022-23シーズンから6年)
- MLS: Apple (2023年から2028-29シーズンまで6年半)
- アメリカ代表戦: WBD (2023年から8年)
こうまとめてみると、ブンデスリーガがまだ来シーズンの契約を結んでいないことが気になります。ブンデスはRelevent Sportsが新たな代理店になりましたが、交渉は進んでいるのでしょうか。もしかすると、セリエAにも絡んでいたりするんですかね。
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