ツール・ド・フランス、WOWOWにサブライセンス
J SPORTSとWOWOWは、今年のツール・ド・フランスを共同で配信すると発表しました。「WOWOWオンデマンド」で全ステージをライブ配信します。また、第1・第2ステージについては無料配信です。
月額料金は以下の通りなので、ツールだけで考えるならばWOWOWオンデマンドのほうが若干割安になります。「ABEMA de WOWSPO」でも配信されればこちらが最安なのですが、さすがに配信しないのでは。
- J SPORTSオンデマンド(総合パック): 2,980円
- ABEMA de J SPORTS: 2,840円
- J SPORTSオンデマンド(サイクルパック): 2,580円
- WOWOWオンデマンド: 2,530円
- 【参考】ABEMA de WOWSPO: 1,980円
両社の関係で言えば、先日ラグビーの新しい国際大会「ネーションズチャンピオンシップ」について、放映権を獲得したWOWOWに加え、J SPORTSでも放送されることが発表されています。
今回の発表とあわせて考えると、クロスライセンスである可能性が出てきました。同時期の開催ですから、片方の契約のみで両方観てもらえるのは双方にメリットがあるでしょう。
今後も、両社のコンテンツが相互に提供されるケースが増えることが期待されます。ただその場合、WOWOWとドコモ(Lemino)との提携関係がどうなるのか。昨シーズンはWOWOWの欧州CLと、ドコモのNBAがクロスライセンスされました。
この問題、J SPORTSの親会社がKDDI傘下のJ:COMであることをふまえると、さらに複雑になっていきます。通信大手の枠を超えた合従連衡はあり得るのでしょうか。
・・・と、ここまで書いた後、ドコモとWOWOWが資本提携し、Leminoを別会社に切り出すことが発表されました。この話はまた後日やります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC1614W0W6A610C2000000/
ツール・ド・フランスに話を戻すと、2023年にはABEMAで第1・第2ステージが無料配信されています。J SPORTSに視聴者を誘導したい思惑があったのでしょう。
ただし、翌2024年は「ABEMA de JSPORTS」が始まったため、形としてはそちらに統合された感じになっています。
昨年(2025年)は、閉局したBS松竹東急を引き継いだ「J:COM BS」によって、第1・第2ステージが無料放送されています。あまりにも準備期間が短かったため、急遽系列のJ SPORTSから目玉コンテンツをひっぱってきたわけですが、今年はどうするのでしょうか。
毎日長時間のレースなだけに、見逃すと展開についていけなくなる恐れがあります。J SPORTSではオンデマンド限定で、翌日午後にハイライト番組「60分 de ツール」を配信することも発表しています。こちらはWOWOWオンデマンドで配信するとは発表されていません。
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