DAZN、「なんちゃら無料版」を開始
ワールドカップの試合を観ていて、広告看板に「ADI PREDICTSTREET」というスポンサーが登場していることに気づいた方はいらっしゃるでしょうか。
ADI社はいわゆる「予測市場」の会社であり、今回のワールドカップではFIFAの公式パートナーとなりました。そして、DAZNはADI社と提携し、サービス内で試合の結果などを予想する機能を追加しています。
この機能は無料で遊べるもので、予想が当たるとポイントがもらえ、上位に入れば賞品がもらえるという趣向ですが、日本のDAZNでも広告が流れて物議を醸した「なんとか無料版」とシステム的にはよく似ています。
予測市場とスポーツベッティングは性質的にはよく似ています。それだけに、まずは無料版で体験してもらい、有料版に引き込みたいという狙いは変わりません。
ちなみに日本のDAZNでは提供されていないようです。これまでの経緯もありますので自重したのでしょうか。
DAZNがFIFAワールドカップの放映権を持っているのは、日本・スペイン・イタリアの3か国ですが、スペインとイタリアについてはすでに「DAZN BET」というサービス名でスポーツベッティングのサービスが導入されています。それだけに、まだスポーツベッティングが解禁されていない日本市場のほうが特殊であるとも言えます。
ADIはUAE・アブダビに拠点を置いていますが、FIFAのお墨付きとはいえ、どれだけの国を対象としてサービスを展開できるのか。日本からだと調査しづらいのが正直なところです。
DAZNとスポーツベッティングの関係については、最近もnoteのほうで記事を書かせてもらいました。日本市場への参入がベッティング目当てだった、という説については否定的な見解なのですが、その後DAZNの経営方針が変化していることも確かです。
これまでの累積赤字を解消するために、ベッティング頼みになることも充分予想されます。その一方で、DAZN Japanは単体で黒字化したとも言われています。ベッティングなしで黒字化したのは素晴らしいのですが、ベッティングがあればもっと利益が出せるという解釈もできます。イギリス本部はどのように評価しているのでしょうか。少なくとも、ワールドカップの大型投資を認める程度には評価しているはずですが・・・
ちなみに、ADI PREDICTSTREETによると、執筆時点における日本vs.スウェーデン戦の予想は、日本勝利=52%、スウェーデン勝利=22%、引き分け=28%となっていました。合計が100%になってないのはしっくりきませんが。
0コメント