米PGAツアーが「2部制」に

ゴルフのPGAツアーは、2028年からシリーズを「チャンピオンシップ」と「チャレンジャー」に分割し、昇格格制度を導入すると発表しました。


チャンピオンシップにはシード選手90人を含む120人が出場。シードは毎年20人程度を入れ替えるとのこと。2つのシリーズは2~8月にかけて同時並行で開催されますが、チャレンジャー単独での開催の7試合予定されています。


9月以降には、トップ選手のみが参加するシリーズと、従来の「フォールシリーズ」に取って代わる、来年の昇格をめざす選手たちが参加する「ラストチャンス」シリーズが開催されます。

昨年6月にPGAツアーのCEOに就任したブライアン・ローラップ氏はNFL出身であり、NFLとシーズンが重なることでPGAの人気が削がれているとし、スケジュールの大幅見直しを公言していました。


これに先立ち、1月に開催されてきたハワイでの大会が消滅します。例年開幕戦となっていた「ザ・セントリー」は会場の水不足の問題によってすでに中止が決まっていましたが、第2戦の「ソニーオープン・イン・ハワイ」についても終了予定としています。


青木功選手が優勝した「ハワイアンオープン」から続くこの大会の歴史はいったん途絶えることになります。今後はシニアツアーへの移行が検討されているそうです。

シーズンを2~8月に絞り、試合数を大胆に減らすことで、トッププレイヤーの欠場も減り、大会の魅力が高まるというねらいです。その代わり賞金額はアップします。そこからあふれた選手やスポンサーはチャレンジャーのほうにまわることとなります。


従来の下部ツアーである、コーンフェリーツアーの取り扱いについては後日発表予定です。2試合同時開催となると、とくにチャレンジャーの試合のスポンサーにとっては露出低下が懸念されるところで、どうまとめあげるのでしょうか。

LIVゴルフがサウジからの資金打ち切りを通告されたことにより、PGA側の勝利はほぼ確実となりました。強気の策を打つにはよいタイミングです。LIVから選手があふれることになれば、チャレンジャーのほうに押し込むことも考えられるでしょう。

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