DAZN、ベルギーリーグの放映権料15%カットか

ベルギーリーグの国内放映権で揉めているDAZNですが、公的な仲裁機関にあたるCEPANIは、DAZNに対して2026-27シーズンの放映権料を支払う命令を下しました。


DAZNが結んだ契約は年間8,420万ユーロとされていますが、今回の命令はその85%にあたる7,160万ユーロとなっています。DAZNは60%を主張していたとのことですが、それでも1,260万ユーロの減額を事実上勝ち取ったことになります。

DAZNの不満は、当初義務付けられていた2社以上とのサブライセンス契約がまとまらないことにありました。紆余曲折を経て、来シーズンからは3社との契約がまとまり、DAZN獲得前の状態に回復することになります。


なので、来シーズンからは満額の放映権料でも構わないということになりそうですが、あくまで今シーズン分の損失を埋め合わせたいということのようです。ひとまず来シーズンはDAZNでの配信が継続されますが、その先にもうひと波乱あるかもしれません。

サブライセンスを出さないほうが「独占」になって、収益もひとり占めできるじゃないか、という考え方はもちろんあるのですが、露出の機会を増やしたほうがいいという判断もあります。


ひとつのサービスだけでは得られる広告収入に限りがありますので、複数のサービスで放送されたほうが、それぞれが抱えるスポンサーから収入を得られるというわけです。DAZNはサブライセンス料でその一部を頂戴すればいいのですから。


先日経営破綻が報じられたJTBCも、ミラノ・コルティナ五輪ではサブライセンス交渉が成立せず「独占」となりましたが、内情は苦しいものでした。FIFAワールドカップでも、地上波3局と交渉し、成立したのはKBS1社にとどまっています。経営不振の原因はこれだけではないにしろ、これが結果的に破綻の引き金をひいてしまったことになります。

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