MLBレンジャーズ、未払いで配信サービスを移動

MLBのテキサス・レンジャーズは、放映権料の未払いを理由としてストリーミングサービス「Victory+」との契約を打ち切りました。現在は「BZZR」(ブザー)という別のサービスで配信が行われています。

Victory+は、カナダ・カルガリーに本拠を置くメディア企業と、NHLのダラス・スターズが共同で立ち上げたストリーミングです。スターズもレンジャーズ同様、Bally Sportsの経営危機(のちに破綻)にともない、放映権契約を解除した仲間です。そこにNHLアナハイム・ダックスも合流し、2024年9月からサービスを開始しました。


ダックスとVictory+の契約はあと2シーズン残っていますが、すでにダックスは延長する意思がないことを通知したと報じられています。

移管先となったBZZRですが、ファンの評判はよろしくないようです。STBやスマートテレビ対応のアプリがまだ提供できていないことがあげられます。Victory+のユーザーにはアカウントをBZZRに移管させる通知が送られましたが、移管せずに解約を希望しているファンもいます。


料金は年間150ドル(昨年からの継続者は100ドル)ですが、シーズンの残り分について返金を受けられるのでしょうか。どうやら、まだ具体的な対応が決まっていないようで、このこともまたファンの不満を増幅させています。


今シーズン終了までは追加料金なしで視聴できるようですが、BZZRの料金は月額20ドルとなっており、特別なプランが提供されなければ来年は値上がりとなります。

レンジャーズにとっては財政的にさらなる痛手となります。MLBは2029年からの新たな放映権契約において、ローカルの権利の集約をめざしています。また、DAZNなどが破綻した旧Bally Sportsが持っていた権利に関心を示しているとも報じられています。

MLBが運営する「MLB.TV」のように、NBAやNHLも、ローカル放映権を集約したストリーミングの運営に関心を寄せています。NBAのアダム・シルバーコミッショナーは、2027-28シーズンの開始までに新たなサービスを提供したいと発言しています。そのパートナーとして、ESPNやYouTubeの名前もあがっていますが・・・さてどうなるでしょう。

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