NFLがプロボウルを廃止。シーズン試合増への伏線か?

NFLは、スーパーボウルの前週に開催されていたオールスター戦「プロボウル」を開催せず、選手の表彰のみとすることを発表しました。


このニュースに関しては、NFL解説者として知られる生沢浩さんが共同通信に寄せた記事が面白かったので、こちらを読んでいただくのがよいかと思います。

廃止に至った理由はいろいろありますが、直接的なのは視聴者数の低迷です。今年の開催は、従来の日曜日から火曜日に移ったことも影響していますが、視聴者は過去最低の約200万人となりました。

プロボウルの廃止によって、来シーズン以降はスケジュールに空きが生じることになります。当然ながら、そこを埋める動きが出てくるものと推測されます。


すでに出ている動きとしては、海外開催の増加です。今シーズンは7か国で9試合が開催されることが決まっていますが、将来的には16試合に拡張し、32チームすべてが出場する構想が存在しています。長時間の移動をともなう以上、余裕を持ったスケジュールが必要です。


これが実現すれば、日本での開催も有力となってきますので、日本のファンにとってはうれしい材料となります。

そして、もうひとつ気になるのが、レギュラーシーズンを17試合から18試合に増やすという案ですが、こちらについては現状難しいと言えます。


NFLのグッデルコミッショナーは、かつて16試合から18試合にしたい構想を持っていましたが、当然ながら選手会は猛反対。妥協案として17試合になりましたが、スケジュールとしてはプレシーズンを4週から3週に減らすことで対応しています。


また、現在の選手会との労使協定では、レギュラーシーズンは17試合までとする条項が書き込まれていますので、それを変えない限り18試合に増やすのは不可能です。

NFLは放映権料をさらに増やすべく、水面下で動きを続けています。駆け引きとなる材料として、レギュラーシーズンの増加を画策する可能性はまだ残されています。いったん静まったはずのこの話が再燃することはあるでしょうか。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000