清水親会社の鈴与、デンマークのクラブを買収

Jリーグ・清水エスパルスの親会社である鈴与は、デンマーク1部リーグ・ラナースFCの株式80%を取得し、傘下に収めたと発表しました。


Jリーグクラブの親会社が欧州クラブを買収した例としては、横浜FCの親会社・ONODERA GROUPによるオリヴェイレンセ(ポルトガル2部、現在は3部)の例や、セレッソ大阪の親会社・ヤンマーによるアルメレ・シティ(オランダ2部)の例に続くものです。

ヤンマーによるアルメレ・シティ買収は、ヤンマーがアルメレに生産拠点を構えていることもあり、地域貢献の意味合いも大きかったのですが、鈴与はラナースに拠点を持っているわけではありませんので、現時点では投資の意味合いが大きそうです。


もっとも、鈴与は港湾物流が本業であり、他にもさまざまなグループ会社を抱えています。ラナースも港町だそうで、今後いろんな可能性が考えられます。

Jリーグ発足時、唯一の「市民球団」として参入を果たした清水エスパルスですが、初期のブームが終了し、1997年には経営危機に陥ります。その際に手を差し伸べたのが地元企業の鈴与でした。1998年に経営を引き継ぎ、その後の立て直しは見事だと言えます。

現在は、JR清水駅近くの工場跡地にスタジアムを新設する計画があり、鈴与が300億円規模の出資を行うと報じられています。こちらの計画もうまく進んでくれればと思います。

当ブログ的には、デンマークリーグの放映権についても触れておくことにします。国外向けの権利は、現在スウェーデンの代理店・Spring Mediaが管理しており、2024-25シーズンから3年契約を結んでいます。


よって、日本で新たに契約を結ぶ場合、今シーズン(2026-27)限りの単年契約となります。Spring Mediaが契約を延長するのか、あるいは他社に移るのか。今後の動向を見守る必要があります。

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