DAZN分離後のパフォーム、買い手が見つかりそう?

かねてからパフォーム・グループはB2B事業をPerform、B2C事業をDAZNのブランドで展開することを発表しておりましたが、この度めでたく分離が完了。「Perform Content」と「DAZN Media」が新たに誕生しました。
で、言われているのがPerform Contentを売却し、その資金をDAZNに突っ込むのでは?ということ。そして、その売却先の候補としてVista Equity Partnersというアメリカの投資ファンドの名前があがっている。売却額は推定で10~15億ドルにのぼるとも。
この会社はSTATSというスポーツのデータ分析を手がける企業にも投資している。Perform Contentの傘下には同様のビジネスをしているOptaがあり、アメリカとヨーロッパということで相乗効果はありそう。Jリーグ中継を見ている方であれば、ハーフタイムなどでOptaのデータを紹介しているのを見たことがあるかと思います。

それにしても、ここまでしてDAZNに経営資源を突っ込むとは…一説によると放映権獲得のために用意している予算は25億ドルとも。これは本気だ。そう言わざるを得ない。

そして、もうひとつの関心は先日にも取り上げた電通の持ち株がどうなるかということ。どちらかの会社につくのか。それとも現金化されるのか。気になるところです。

【お知らせ】現在コメント機能が使えない状態です。感想・意見・誤情報のツッコミ等ございましたら、筆者のX(旧Twitter)までお願い致します。 @flower_highway

0コメント

  • 1000 / 1000