「ウイイレ」DAZNと提携。まずはJリーグから。

コナミのスマホ向けサッカーゲーム「ウイニングイレブン PES LEAGUE 2019」がDAZNと提携。前週の試合で活躍した選手がパワーアップした形でゲームに登場するなど、いくつかのコラボ企画が行われるとのこと。

それにしてもウイイレもすっかりスマホゲーですか…隔世の感があります。
ウイイレの道は世界につながる。今後ますますの成長が期待できるeスポーツへの進出の足掛かりを作ったという意味ではDAZNにもメリットがあると言えるのでしょう。

タイトルに「PES」の3文字が入ってますが、これはウイイレの海外版タイトル「Pro Evolution Soccer」の頭文字であり、コナミは「PES LEAGUE」のタイトルで世界大会を開催している。この流れに他国のDAZNも呼応してくれれば、Jリーグの海外への認知度アップにも貢献してくれるかも?

サッカーにおけるゲーム化の権利の争いは放映権と同様に激しい。EA社の「FIFAシリーズ」は名前の通りFIFAオフィシャルを銘打つ。
コナミはUEFAとの10年契約が終了したとのことで苦戦を強いられている模様。競合が事実上1社しかない以上、これは殺るか殺られるか、死活問題と言える。

eスポーツがビジネス的に美味しいのは若者に刺さるから。高齢化が著しい日本において、広告業界はとにかく若者にアプローチできる媒体を探している。また、若者は既存メディアからどんどん離れており、それは海外でも同様。

もちろん動画配信の競争も激化を極めるだけに、スポーツ専門サービスのDAZNと組んだことはお互いにとって生き残りを賭けた大きなチャレンジになるのかも。遠からず、海外のDAZNでも同じ取り組みが始まるのではないかと予想します。

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