DAZN→巨人、1日で20億→25億円に上方修正。(汗)

こういう話はすぐに尾ひれがつきますね。さっそく別の記事が出てきました。

「ただしソースはサイゾー」というやつです。

記事中には2人の「在京テレビ局関係者」が登場しますが、さて誰が誰なのか。なぜ他局とDAZNとの交渉内容を知っているのか。そのルートはどこなのか。気になる要素が満載です。


「一部報道では、年間に巨人や親会社の読売新聞社側に支払った金額が20億円と出たが、実際にはさらに多い25億から30億円近い巨額マネーが動いた。巨人側にとっては大きなメリットばかりの提案だった」(在京テレビ局関係者)


今朝の記事にも書いた通り、巨人・日本テレビ・読売新聞社のそれぞれと提携を結んでいるわけですから、その総額でみれば20億円という数字は高いけど極端とまでは言えません。

また、DAZNはテレビCMを出稿していますから、それも含めれば25億円とかになってもおかしくはないのですが、こういった総額で考えるのではなく、あくまで「放映権」に絞ったうえで考えたほうがよいのではと。


「今年、DAZNがヤクルト球団に提示した放映権料は3億円程度と言われている。『同じセ・リーグでお隣の巨人にはあれだけ金が払えるのに、なぜうちにはたったこれだけなのか』と球団関係者が怒り、交渉は決裂。最終的にグループ会社のフジテレビのオンデマンド配信でネット中継することで落ち着いた」(別の在京テレビ局幹部)


上記の理屈だとヤクルトと関係が深いフジテレビにもDAZNマネーが入っているわけで、単純に「3億円」という放映権料だけと比較するのはあまりフェアではないですよね。


ネット向けの放映権を6球団で一括管理しているパ・リーグについては、DAZNの支払い額は年間15億円前後とみられるので、1球団あたりだと2~3億円ってところでしょうか。ならば、ヤクルトが3億円でも納得ですし、むしろそれ以上吊り上げるとパ・リーグの怒りを買うことになります。もっとも、それ以前に金額自体が漏れるというのがアレなんですが。


広島については本当に複雑なので筆者でも理解できず、ここでは割愛させて頂きますが、こういうのはセット売りしてこそ価値が出るもの。12球団が揃わないことでDAZNの価値は大きく毀損されますが、だからざまぁみろというのではなく、それ以上にセ・リーグが全体の価値が毀損しているのではないか。そのあたりをよく考えて頂きたいものです。はい。

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