Amazon、イギリスでWTAツアーを配信し、男女揃い踏みへ。

Amazonはイギリスで壮大な実験をしているようです。

以前にも記事にしたのですが、テニスの女子プロツアー(WTA)とイギリス・アイルランドにおける独占配信契約を正式に発表。期間は2020~2023年の4年間であることが明らかとなりました。
ATP(男子ツアー)とはすでに2019~2023年の5年契約を結んでいるため、来年から4年間は男女ともにAmazonでの配信となります。
また、全米オープンとは2018~2022年の5年契約です。なので2020~22の3年間はすべてが重なることになります。

ちなみにWTAツアーの放映権はDAZNが管理しているため、DAZNが母国イギリスの市場に参入することはおそらくないでしょう。なにしろ放映権料が高すぎます。

そして、その象徴とも言えるプレミアリーグについても、Amazonが2019-20シーズンから3年契約。こちらは2節・20試合のみの配信ですが、DAZNと違い、あえてイギリスにおいて着実に切り崩しを進めている状況です。
イギリスにおけるAmazonプライムはビデオのみの料金設定があり、月額5.99ポンド。日本と同様に翌日配送などの特典がついた通常のオプションは7.99ポンドとなります。

最近日本で値上げがありましたが、それでもまだ安い水準と言えます。今後日本でもスポーツコンテンツが増えていくのであれば、さらなる値上げだったり、ビデオのみの料金設定が追加されるのでしょうか。

ただ、いまのところ日本での大物コンテンツの話は聞こえてきません。女子ゴルフの噂もすっかり聞かなくなりました。もっとも、このままおとなしくしてほしいような気もしたりしますが…

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