亀田戦がDAZN独占配信に。次の照準は井岡戦?

7/14(日本時間)に開催されるWBCスーパーバンタム級王座統一戦、レイ・バルガスvs亀田和毅戦をDAZNが独占配信する。

DAZNのボクシング中継における日本選手の成績は正直奮わないが、総合格闘技のベラトールでは堀口選手が劇的な勝利。そろそろ吉報が聞きたいところ。
亀田選手が所属する協栄ジムはTBSとの関係が強いが、今回はゴールデンボーイ・プロモーション(GBP)の興行とのことで、GBPと提携しているDAZNでの配信に。アメリカでメインイベンターを務められるのは名誉と言ってよい。
最近ボクシングの強化をはかっているDAZNだが、最近ではスーパーフライ級のWBC王者・エストラーダ選手がDAZNと提携するマッチルーム・ボクシングとの契約を発表した。

スーパーフライ級は比較的人気がないとされる軽量級の中では熱い階級で、CATV局のHBOによる興行「Superfly」が人気を博していた。しかしHBOは昨年限りでボクシングから撤退し、一転してカオスな状況に。
しかし、WBA王者のヤファイ選手はすでにDAZN陣営におり、今回のエストラーダ選手との契約で俄然面白くなってきた。
こうなると気になるのは残り2団体の王者。IBFのアンカハス選手と、WBOの井岡一翔選手となる。
アンカハス選手はESPNと関係が深いトップランク社と契約しているため、井岡選手に白羽の矢が立てられる可能性は充分考えられる。また、前回再戦の末エストラーダ選手に敗れたシーサケット選手も再起を期す。(彼もまたマッチルーム社と契約)

昨年の大晦日に井岡選手を破ったニエテス選手(後にタイトル返上)、ケガで休養中の「ロマゴン」ことローマン・ゴンザレス選手といった猛者も控えており、スーパーフライ級が再び熱くなることは必至。

そして、ひとつ上のバンタム級には井上尚弥選手、下のフライ級には田中恒成選手がいる。期待の日本人選手も加わる軽量級の最強争い。きっと本場アメリカでも盛り上がってくれると信じたいものです。

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