英Eleven Sports、ラ・リーガ放映権を維持できるのか。
ラ・リーガのイギリスおよびアイルランド向けの放映権が入札にかけられている。期限は7/25で、来シーズンから3年間の契約となる。
今回の入札のポイントは複数の段階に分かれていること。まずは独占契約の入札結果が出され、落札者がいなかった場合には非独占契約に移る。この場合の放映権は無料放送・有料放送・OTTに分割されることとなる。
本来ならば、今年日本にも進出したイレブンスポーツが昨シーズンから3年間の独占契約を結んでいたのだが、財政難によりシーズン途中で契約内容を修正せざるを得ない状況に。
放映権は無料放送・有料放送・OTTに分割され、イレブンスポーツはOTTのみを保有。無料放送は民放局のITV、有料放送はPremier Sportsに暫定的に移動した。今回行われる入札はこの動きをふまえたものとなる。
イレブンスポーツは今回の入札に参加する権利を有しており、参加の意向を示しているとのことだが、独占契約は難しく、OTTのみの放映権をかろうじて維持できるかがカギとなる。
これまでの流れについては以前にも記事にしているのでこちらをご参照ください。
ちなみに日本でのラ・リーガの放映権についても触れておくと、来シーズンまでソフトバンクの系列会社が保有している。
もともとはスポナビライブのために購入した権利だが、サービス撤退によりDAZNでの配信に移行。また、長年ラ・リーガの放送を行ってきたWOWOWにも引き続きライセンスされ、来シーズンも毎節5試合の放送が発表されている。
すなわち、来年には入札が行われるものと思われ、ソフトバンクに代わるプレイヤーとしてはDAZNを始め、バルサのスポンサーでもある楽天の名前も浮上するだろう。
久保選手のレアル移籍に続き、安部選手のバルサ移籍が決定。セカンドチームが所属するセグンダB(3部に相当)に注目が集まる。
おそらく放映権の一括管理はされてないと思われるので、映像を購入するのであればレアル・バルサがそれぞれ持っているチャンネル経由になるのでは、というのが現時点での推測。
セグンダ(2部)にも柴崎選手が移籍ということで要望がありそう。昨シーズンはYouTubeで無料配信。昇格プレーオフのみDAZNでの配信となったが、さてどうなるか。
日本語コメンタリーを付けるのであればどこかが購入することになるが、その場合YouTubeはブロックされるのか。それ以前にYouTubeは継続されるのか。現時点では不明なので、また決まったら取り上げます。
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