ワールドカップバレー、全試合を無料配信へ。
バスケにラグビー。ワールドカップと名の付く大会が続きますが、こちらはバレーボールのワールドカップ。
ずっとフジテレビが独占放送してきたこの大会ですが、今回は日本戦以外を「スポーツブル」で無料配信するとのこと。コメンタリーがどうなるかは不明だけど、これは素直にほめたい。
また、日本戦についてもTVerとFODで配信。見逃し視聴にも対応しているとのこと。TVerは無料アプリだし、FODでも無料開放するとのことで、これで全試合のインターネット配信が実現する。
第1回大会からずっと日本で開催されていること。日本戦はすべてゴールデンタイムであること。そしておなじみジャニーズ商法。功罪はいろいろとありますが、日本におけるバレーボール人気を維持してきたことは認めざるを得ないと言ったところでしょうか。
また、フジテレビはホストブロードキャスターとして全試合の国際映像を制作。実はリオ五輪の映像制作もフジテレビが受注しており、東京五輪でも同じく受注する確率は高いとみられます。
でも、これまでずっと続いてきた日本開催がいよいよ終わるかもしれない、という記事も出てきております。次回の2023年大会は開催国を公募するとのこと。
つまり、日本バレーボール協会とフジテレビにとっては今回が正念場。ビジネス面でも技術面でも日本の優位性を証明する必要があります。そんなお尻に火がついた状態だからこそ、今回のさまざまな取り組みが出てきたとも言えるでしょう。
あとはスポンサーが集まるか。そして視聴率です。彼らの総力戦がこれから始まります。もちろん日本開催にこだわる必要はない、というご意見もあるかとは思いますが。
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