シルバーストーンサーキットにネーミングライツ導入か?

1950年から始まったF1世界選手権。開幕戦が行われたのはここでした。

それから70年にわたる伝統を作り上げてきたイギリスのシルバーストーンサーキットが、ネーミングライツの導入によって名前が変わってしまうかもしれないという話題です。
今年になって契約が5年間更新され、2024年までの開催が決定しました。もとは飛行場だったサーキットはとてもシンプルなレイアウトでしたが、老朽化と安全性向上のために改修が繰り返され、いまではだいぶ印象の異なるサーキットになっています。そして、今後も改修工事が必要になることは避けられません。

サーキットのネーミングライツは、F1だとオーストリアのレッドブルリンクがありますし、アメリカなら多数の例があります。また、コース全体ではなくコーナーに対してスポンサーが付くこともあります。これが時代の趨勢であるならば、ある程度は受け入れざるを得ないのでしょう。

とは言え、やはり伝統ある名前が消えるとするならば惜しいこと。今年は残念ながら、ベルギーのF2で死亡事故が発生してしまいました。こちらも伝統高きスパ・フランコルシャン。このことも何かしらの警告を発しているのでしょうか。

来年は22戦に増えるF1。マネーが増えること自体は否定すべきではないですが、守るべきものは当然あります。今年は幸いにして面白いレースが多いですが、その状態を維持できるよう、不断の努力が求められることは言うまでもありません。

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