【悲報】NBA GMの香港支持ツイートに中国怒る。
モータースポーツの話題を続けようと思っていたのですが差し込みです。
本日開催される「NBAジャパンゲーム」のために来日中のヒューストン・ロケッツに残念な話題が。
ロケッツのGMが現在香港で行われているデモ活動を支持するツイートをしたところ、中国での試合の放映が差し止められたり、スポンサー契約の見直しが検討されるなど大変な目にあっているとのこと。
個人の意見と所属する組織は別、なんて言い訳も最近のSNSではもはや成り立たず、ロケッツのオーナーやNBAも火消しに走っており、GMが解雇される可能性も。
中国におけるNBAの放映権は巨大IT企業のテンセントが持っているとのことで、いわゆるGAFAによる経済の支配がどうのこうのと問題になっておりますが、中国のBAT(百度・アリババ・テンセント)の一角がこうやって露骨に反応を示してきたことは憂慮すべきかと。
もちろん経済活動の自由はあるとは言え、そこに言論の自由や民主主義といった政治が絡むことはやはり健全とは言えませぬ。
話がそれますが、大河ドラマ『いだてん』も現在もっとも重苦しい戦時中に突入しております。ナチスのプロパガンダに利用された1936年ベルリン大会に続き、1940年ベルリン大会も政治や軍部に翻弄され、返上を余儀なくされてしまいます。
いくらスポーツと政治は別だと建前を述べたところで現実は違うわけで。経済的にも文化的にも巨大な存在となったスポーツが政治と完全に縁が切れることはないのです。
ドラマを観て2020年東京大会に思いを馳せる方も多いとは思いますが、すでにその近くでもこのような動きが起きていることは現実として受け止めねばなりません。
【追記 10/9】
だんだんシャレにならなくなってきましたので記事をいくつか貼っておきます。このスケールになるともはや個人ブログでは対応しきれず、無力であります。
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