NFL解説者・井上友綱氏がDAZNソロ実況に挑戦。

本日開催されたNFLのWeek3、ロサンゼルス・ラムズ@クリーブランド・ブラウンズ戦。
DAZNではWeek1で解説者として出演されていた井上友綱さんが実況を担当。DAZNのNFL中継は一部の試合を除いてソロ実況のため、かなり大変。
DAZNで日本語実況が付くのは、レギュラーシーズンだとサーズデーナイト(上野智広さん)、サンデーナイト(ザック生馬さん)、マンデーナイト(有馬隼人さん)の3試合。

今季からザックさんは八村塁選手が入団したNBAのワシントン・ウィザーズで公式特派員という肩書の仕事に就任。以前から楽天のNBA中継に出演されてましたが、おそらく出番が増えることになるでしょう。
で、先週のWeek2が最後の実況となる予定でしたが、台風のため日本語コメンタリーが見送りとなり、そのまま交代となりました。

ザックさんにかける言葉は「いってらっしゃいませ~!」ですね。野球中継をされてる時にホームランが出るとこの台詞を叫んでおりました。英語の"It's gone!"をアレンジしたものと思いますが、なんか楽しかった。
どの競技にも共通しますが、DAZNに限らず全体的に配信される試合数が増える中で、日本語コメンタリーをどうするかは悩ましい課題。目が肥えているファンが多いだけに、アナウンス技術と専門知識の両方が問われるようになり負担も重くなっています。

とくに放送局出身のアナウンサーには風当たりが強い。特定の競技を実況するトレーニングを受けてるわけではありませんし。
最近はスポーツ実況専門の事務所も出てきましたし、今回のように解説者が実況側に回るケースも増えてきました。
井上さんはアナウンス関係の所属ではなく、自ら起業されているんですね。もちろん専門知識は充分なのでそこは心配ありませんし、初陣としては聞きやすい実況をされていたという印象です。

アメフトには有馬隼人さんという先達がいます。大学時代のスター選手で卒業後TBSアナウンサーに。現在はアメフト指導者とフリーアナウンサーの二足のわらじを履いています。
DAZNでも日テレジータスでも実況を担当する有馬さんがいい教材になっています。もしくは直接アドバイスを受けている?

井上さんは来週以降もレギュラーで登場されるようなので、きっと回を重ねるごとに上達していくでしょう。期待してます。

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