【悲報】懸念的中…オールブラックスがブラックアウト。

まず本題に入る前に、日本vsロシア戦の視聴率が18.3%だったとのこと。
大健闘とも言えるし、もうちょっといけたかな…とも言える数字ですが、ラグビーの魅力が少しでも多くの方に伝わることを期待します。
ラグビーワールドカップのニュージーランドにおける放映権をOTTサービスのSpark Sportが購入したこと、そしてSparkが配信トラブルをやらかしたことを今年の5月に記事にしました。
当時危惧していたことが的中してほしくはなかったのですが、先日のニュージーランドvs南アフリカ戦において配信障害が発生してしまったとのことです。なんとも1万件を超えるクレームが殺到したとか。
原因は調査中ですが、回線容量のパンクではないとのこと。記事のサムネイルがなんとも気持ち悪いですね…

そのため、当初は1時間ディレイでの放送を予定していた公共放送のTVNZが、急遽後半戦から生中継を始めたとのこと。
ネタバレに怯えながらテレビの前で待っていた人たちにとっては思わぬプレゼントになりましたが、いきなり後半になっているというのもなんだか。
当然ながらこの件についてSpark Sportsは深く謝罪。翌日行われる3試合についてもTVNZで放送すること、料金の一部返金に応じることを発表。
また、早急の原因解明とともに、今後の試合すべてにおいて同じ過ちを繰り返さないと誓いました。再発防止策が決まる前にこんなこと言っていいのかという疑問はありますが。

この試合ではピーク時に132,000件の接続があったとのこと。ニュージーランドの人口は約500万人、世帯数は約150万軒とのことですから、世帯数をベースにすると9%程度の瞬間視聴率があったことになります。

有料、しかもそれなりに高い料金設定にも関わらずこれだけの注目を集めたことと、それにともなう社会的責任の重さをSpark Sportsは計り間違えたとしか言いようがありません。事実上の決勝戦との呼び声もある国民的行事に傷がつきました。
通信障害を完全にゼロにすることはできませんが、さすがにこれだけやらかすとAIGも保険を引き受けてはくれなさそうですね…

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