訪日外国人向けにJSPORTSがラグビー配信サービス。

放映権が原則として国単位の販売になっているのはだんだん時代にそぐわなくなってきており、外国にいても母国のコンテンツを見たいという需要は当然あります。
テレビだと、自国にサーバを設置して海外から番組を視聴できるサービスが違法かどうか裁判で争われたこともありました。

現在開催中のラグビーワールドカップにおいても、海外から長期滞在される方が多いと考えられ、日本にいながらもっと多くの試合を観戦したいというニーズは当然あります。
ということで、JSPORTSが外国人向けのパッケージを販売しております。NHK・日テレで放送されないカードについてはライブ配信。また全試合の見逃し試聴に対応してます。

NHKは公式サイトで、日テレは「TVer」でライブ配信を行ってますので、全試合をネット経由で観戦できる環境が整ったことになります。

加入月によって料金が変わるという設定はもう少し柔軟にできなかったかな…とも思いますが、長期契約が見込めないものをそれでもなるべくリーズナブルで、という姿勢は日本のホスピタリティを形成する大切な要素であり、JSPORTSはその責任を果たしているかと思います。主催者から補助金を出してあげるくらいはあってもよいかと。

こうなると東京五輪ではどんなサービスが提供されることになるか。東京五輪はNHKと民放局が共同で放映権を購入しており、それぞれのサイトでライブ配信が行われる予定ですが、ユーザー体験的な側面からすると同じインターフェースになってることが望ましいです。

また、CMをどうするかという課題もあります。日本のCMをそのまま流すよりも、外国人向けに新たなCMを用意したほうがよいかと思われます。

オリンピックチャンネルなんかだと、ブリジストンのCMばかり流れてくるので正直飽きました(汗)。こういうところでも「お・も・て・な・し」の精神が問われるところです。

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