世界陸上の放送局リスト公開。しかし会場は空席多し。

IAAF(国際陸連)が現在開催中の世界陸上の放送局リストを公開しております。

面白いのは、MENA地域の放映権を開催国カタールのBeIN Sportではなく、UAEのAbu Dhabi Sportsが獲得しているということ。今回のカタール開催については裏金の疑惑があり、その中にBeINの関係者の名前もあがっているためこうなったのかも。

世界陸上の放映権は電通が2029年まで代理店契約を結んでおりますが、東京五輪の招致についても火の粉が飛んでおりまして、今後またきな臭い動きがあるかもしれません。以前書いた以下の記事も参考に。
先日も取り上げたラグビーワールドカップの放送局リストと比較してみるのも面白いかと思います。やはり競技の普及においては陸上にはかないませんなぁ…という感じがどうしてもしてしまいます。

ただし、ドーハのスタジアムでは空席が目立っているとのこと。対してラグビーでは日本戦以外でもよく埋まってます。放映権料が稼げれば開催地はどこでもいいのか、という疑問はどうしても湧いてくるでしょう。

あと、前回は日本のところがなぜか「DENTSU」になっていると書いたのですが、いまでは修正されています。ちなみにこちらの代理店はIMGです。

盛り上がるラグビーW杯日本大会。第一週で観客42万人動員、テレビも高視聴率。 | ラグビーリパブリック

 ラグビーワールドカップ2019組織委員会は9月27日、開幕からの1週間で、観客動員数は延べ42万人を超え、1試合の平均観客数は3万5520人を記録したと発表した。開幕戦の日本×ロシア戦は4万5745人を動員。これまでの最多はアイルランド×スコットランド戦の6万3731人だったという。 チケット販売も好調で、現在、販売可能席の97%が販売済みとのこと。 また、無料で試合観戦などを楽しめるファンゾーンは各開催都市の16か所で開かれており、開幕からの7日間で約27万人が来場、開幕戦がおこなわれた9月20日(金)だけでも6万7000人のファンがファンゾーンを訪れた。 ◆海外でも高い注目を浴びる放送視聴者数 関心の高さはテレビ視聴率にも表れており、日本×ロシアの開幕戦は、平均視聴率が関東地区で18.3%、瞬間最高視聴率は25.5%をマーク、関西地区では21.0%と高視聴率だった(ビデオリサーチ調べ)。 世界中からも高い注目を浴びており、イギリスの放送局ITVの開幕戦の視聴率は20%を超え、朝の時間帯にも関わらず、瞬間最大100万人もの視聴者数を集めたという。また、イングランド×トンガ戦は瞬間最大470万人、アイルランド×スコットランド戦は瞬間最大320万人もの視聴者数を集めた。さらにフランスでも、フランス×アルゼンチンの試合は瞬間最大310万人の視聴者が試合を観戦した(数字はワールドラグビー調べ)。 ◆デジタルコンテンツ/公式SNS SNS上でも盛り上がっており、#RWC2019(大会公式ハッシュタグ)は世界各地でトレンドランキングに入り、GIPHY(海外で人気のGIFアニメ動画配布サイト)で大会公式GIFアニメ動画(出場チームや選手を取り上げたもの)が一週間で6億2450万回表示された。ニュージーランド代表が9月21日に初めて披露したハカの動画は、日本国内だけで900万回表示されているという。大会公式動画「ラグビーワールドカップデイリー」(毎日1本公開している日本を紹介する動画)は、平均40万人もの視聴者を獲得している。

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