【インタビュー】「Rakuten Sports」担当・上野氏

もうひとつ暖めていたインタビューネタ。楽天で海外向けにJリーグの試合などを配信している「Rakuten Sports」の責任者である上野昌哉さんのインタビュー記事です。

楽天のスポーツ戦略や、イニエスタを獲得したことによる効果などについて話しています。また、上野さんは動画サービス「楽天Viki」の責任者でもあり、スポーツとエンターテイメントを合わせた海外における動画の戦略を担当しています。

楽天の戦略はファンとのエンゲージを重視すること、と上野氏は言います。楽天Vikiはいわゆる韓流ドラマなど、アジア発のコンテンツで若い女性の人気を得ているとのことですが、そのノウハウをスポーツに展開することを狙っているようです。

Rakuten Sportsで配信しているJリーグですが、すでに来年から電通が海外向け放映権の代理店となることが発表されています。このインタビューは発表前のものなので、来年以降のRakuten Sportsがどうなるのかは不透明ですが、敵対関係というわけでもありませんので、おそらく何らかの形で続くと考えてよいかと思います。

Jリーグはアジア戦略を進めていますし、楽天も台湾のラミゴ・モンキーズを買収というニュースが出ました。日本から世界へというよりも、日本とアジア、そしてアジアと世界をつないでいくのが今後の戦略にとって重要な要素となっていくのでしょう。

バルサやウォリアーズへのスポンサードで「Rakuten」の知名度は高まりましたが、そろそろ果実を収穫しなければなりません。お手並み拝見といったところですね。

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