大赤字連合?DAZNがSnapchatと提携。
DAZNがアメリカで人気の写真共有アプリ「Snapchat」と提携し、ボクシングのコンテンツ提供を始めた。
対象は11/2と11/9に開催される試合。試合前の1週間を「DAZNファイトウィーク」と称し、ドキュメンタリー番組を配信。開催日は「DAZNファイトナイト」で、試合後に速やかにハイライトを配信する。ライブ配信は行われない。
Snapchatは低年齢層に普及しているアプリなので、すぐに課金ユーザーが増えるとは考えにくいが、将来的な潜在顧客の掘り起こしに効果が期待できる。
とくに11/9の試合は人気YouTuberがなぜかボクシングで戦うというイロモノ的なイベントであり、SNSを巻き込んで面白いことをやってやろうという気持ちが伝わってくる。
Snapchatは写真や動画の保存期間を設定でき、「すぐに消える」ことが人気の源泉。なのでDAZNの動画もおそらくすぐ消える。逆に言えばその分ライブの価値が高まるし、瞬間最大風速は強くなるかもしれない。
さて、Snapchatはアプリ公開から8年が経過しており、その間に上場も果たしたがいまだに黒字転換できていない。DAZNもまだ3年だが黒字転換の道のりは厳しい。
でも、両社とも新たな投資が続く限りはすぐに潰れるわけではないので、今のうちにやれることはなりふり構わずやっておくのがよいのでしょう。
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