DAZN、米Pluto TVに番組提供。スタローンも参戦。

DAZNの業務提携ネタが連続しております。今回はアメリカのOTTプラットフォームである「Pluto TV」と提携したという話題です。

Pluto TVはテレビチャンネルをネット経由で視聴できるサービスで、日本で言うところの「ひかりTV」的な存在と考えてよろしいかと。
Pluto TVには「DAZNファイトゾーン」と題された週3時間の番組が配信され、Pluto TVの契約者は追加料金なしで視聴可能です。また、11/2に開催される"カネロ"ことサウル・アルバレス選手が出場する大会についてはアンダーカード(前座試合)を配信するとのこと。

コンテンツとしては過去の試合のアーカイブやドキュメンタリーが提供されます。
とくにDAZNオリジナルのドキュメンタリー「40 Days」は、NBAのスター選手、レブロン・ジェームズが出資する制作会社が手掛けており、そのクオリティは高く評価されています。これらの一部は日本のDAZNでも配信されてますね。

いわゆるペイ・ウォール(課金の壁)を越えさせるために、その前にどんなコンテンツを配信するか。そして、コンテンツの存在をどう認知させるか。どのサービスでも共通の課題ですが、とくにDAZNはこの点においてさまざまなトライをしています。

彼らのモットーとして"contents is king, distribution is queen."というものがあるそうです。マーケティングを勉強された方なら基本の「4P」というものを思い出す方もいるでしょう。彼らは愚直にマーケティングの基本に徹しているのですね。
そして、番組制作に協力な援軍が加わりました。あのシルベスター・スタローンが率いる、その名も「バルボア・プロダクション」という会社です。名前だけでも強そう。

「ONE NIGHT」と題された最初の作品は11/20に配信されるとのことですが、日本でも配信されるかは現時点では微妙。配信されても日本語字幕はあまり期待できません。

そう推測するのはいろいろと大人の事情を鑑みてなのですが…この話は近々書くかもしれません。 

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