女子サッカー、2021年プロリーグ発足へ。

JFA(日本サッカー協会)は2021年に女子サッカーのプロリーグ設立を決定。初年度は6~8クラブの参加を想定しているとのこと。また、現行のなでしこリーグはアマチュアリーグとして存続させる予定。
背景としては東京五輪の後のタイミングであることや、2023年の女子ワールドカップの招致に動いていることがあげられますが、2011年のブームを持続できなかった教訓を活かさなければなりません。

また、女子プロ野球のほうで大量の選手が退団するという出来事が起こったばかりです。こちらはどうも運営側の自爆っぽいのですが、これに学ぶのであればセカンドキャリアの支援によって選手たちの不安をやわらげる努力も必要になってくるでしょう。

このことは同様に2021年からのプロリーグ発足をめざすラグビーにも言えますが、話がそれるのでそこは置いときます。
世界的にみると女子サッカーの人気は徐々に上がっているようで、今年のワールドカップで優勝したアメリカ代表は男女の待遇格差に異議を唱えて大きな注目を集めました。

また、先日ウェンブリー・スタジアムで開催されたイングランドvsドイツ戦は親善試合であるにも関わらず8万人近い観客を集めたとのこと。こう考えると、競技レベルが下がらないうちに国際的な戦略にうって出る必要性を感じます。
もちろんいい話ばかりではなく、スペインリーグではストライキが発生。熱が高まってるのは事実でも、それが待遇として反映されるにはまだ温度差がみられます。
となると、やはりメディアを確保するところが大事になってきます。DAZNもいいでしょうけど、ここで登場するのが以前の記事でも取り上げた「Wnited」です。

すでに現時点でどこかしらと話が進んでいるのではないか。じゃないと具体的な計画までは発表できないのではないかとつい勘ぐってしまうのですが…。

まぁ、とにもかくにも東京五輪で結果を出さないといけません。予選免除なのはいいのですが、それがかえって露出の減少につながってる感もあり。2年後に向けてすでに正念場だと言えるでしょう。頑張れなでしこ。

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