早くも壁。問われる清宮パパのリーダーシップ。

清宮パパによるラグビープロ化構想。以前にお伝えした記事では11/18に記者会見が行われる予定となっておりましたが、結局行われず。

その代わりと言ってはなんですが、翌19日に開催されたイベント「スポーツビジネスジャパン2019」において、川淵三郎さんや廣瀬俊朗などとともに登壇し、パネルディスカッションを行いました。司会はテレビ東京の須黒清華アナウンサーだったのですね…
11/13に開かれた日本ラグビー協会の理事会ではプロリーグ設立に向けた準備委員会の設置が承認されたものの、具体的な構想を発表するには至らず。今回は「独裁者」とまで言われた川淵さんからパワーを注入してもらうといった感じでしょうか。

せめて冠スポンサーや放送媒体の名前がひとつでも出てくれば…と期待していたのですが、現実はやはり厳しい。そして、やはりと言うべきかラグビー協会内には保守派が多数いるのだろうと感じざるを得ません。

ドラマ『ノーサイド・ゲーム』では、アストロズの支出は年間14億円で収入はほぼゼロ。という設定になってましたが、現実のトップリーグもそんなにかけ離れた話ではないとか。やはり自力で稼ぐ手段は確保しないと、やがてじり貧になっていくだけです。

ジョセフHCとの契約更新といういいニュースは出ましたが、今後ジャパンの強化をどうやっていくかも大きな課題です。
これまでは年間240日に渡る長期合宿で「ONE TEAM」の醸成をはかってきましたが、今後は海外に挑戦する選手も出てきますし、逆に海外の大物がトップリーグに続々やって来ると日本選手の出場機会が減ります。

そう、これはサッカー日本代表が常に抱える悩みと同じ。「海外組と国内組の融合」というやつですね。これらも含めてJリーグから学ぶべきことはたくさんあるのでしょう。

さて、当ブログ的には放映権の話をしなければならないのですが、正直難しいですね。国内はともかく海外に売れるかどうか。オーストラリアはラグビーリーグにお金が流れてるし、ヨーロッパだってそんなにお金があるわけでもなく。おそらく代理店を務めるであろう電通の力量が問われます。
※前回の記事にもリンク貼っておきます。

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