ワールドラグビーセブンズ、WOWOWで放送。

12/5にドバイで開幕する7人制ラグビーの大会「HSBCワールドラグビーセブンズシリーズ」がWOWOWで放送されることが決定。ライブ配信はオンデマンドサービスで行われ、テレビは後日ハイライトでの放送となる。

シリーズは来年5月まで全10大会が開催される。リオ五輪で4位入賞を果たしたジャパンの活躍に期待したい。
…と書いてはみたものの、実際にどこまで盛り上がるかはちと微妙。昨シーズンまでは全大会に出場できる「コアチーム」の地位を得ていたのが、総合成績で最下位に終わったことで今シーズンは降格。出場できるのは招待枠に選ばれた大会に限られ、現時点では3大会の出場予定となっている。

日本、ワールドセブンズシリーズから降格。東京五輪へ向け男女とも厳しい状況に。 | ラグビーリパブリック

 ワールドラグビーセブンズシリーズのコアチーム残留を目指した男子セブンズ日本代表だが、2018-2019シーズンの最終ラウンド・パリ大会で上位に入れず、シーズン総合ランキングでコアチーム(15チーム)中最下位が確定し、降格が決まった。 10大会が組まれた今季、9ラウンドを終えた時点で25ポイントを獲得していた15位の日本は、14位のケニア(27ポイント)、13位のウェールズ(30ポイント)と残留を争っていたが、パリ大会でケニアがベスト8入りを果たした一方、日本とウェールズはプールステージで上位に入れず9位以下のトーナメントに臨むこととなり、ケニアの残留がいち早く決定。 6月2日におこなわれた順位決定戦で、日本はできるだけ上位に食い込みウェールズとの5ポイント差を逆転する必要があったが、9位以下の8チームが臨んだチャレンジトロフィーの初戦で、日本はイングランドに7-52と大敗。ウェールズも敗れたが、13位以下のトーナメントにまわることになった日本は、今大会最大でも3ポイントしか獲得できない状況となったため、総合順位は逆転不可能で降格が決まった。 約1年後に開催される東京オリンピックの7人制ラグビー(セブンズ)でメダル獲得を狙う日本だが、ワールドセブンズシリーズのコアステータスを失ったため、オリンピック前の2019-2020シリーズにはフル参戦できない(一部の大会に招待チームとして参加すると思われる)。 女子セブンズ日本代表は2017-2018シーズンに最下位となって降格し、今年4月にあった昇格決定大会でも敗れており、日本は男女とも、強豪国と競えるワールドシリーズから外れて東京オリンピックへの強化を進めていかなければならないという、厳しい状況になった。

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さて、以前はDAZNで配信されていたこのシリーズ。当初は日本語コメンタリーを付けて力を入れていたのだけど、ジャパンの成績低迷のせいか、それとも人気がなかったからか、だんだんとフェードアウト。いまやれば人気は全然違っただろうに、コアチーム落ちがつくづく悔やまれる。
ちなみに、執筆時点ではDAZNのサイトからセブンズの大会ロゴがまだ外されていない。WOWOWで配信も手がけることから、ネットの権利もWOWOWに移っていると考えるのが普通なのだけど、単にまだ外してないだけなのか、それとも…?何か変化がありましたらお伝えします。

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